引き出物のいまむかし

結婚式披露宴で配られる引き出物、そもそもどういった意味合いのものなのでしょうか。

実は、時代によってとらえ方が変わってきているものなのです。日本では訪問してもらった人にお礼を渡す習慣があり、縁組の際には特に縁起のいいものを用意しておくものでした。

また、宴席で用意された料理を持ち帰ってもらうのが一般的だったため、現在でも日持ちのするスイーツなどを用意する習慣が残っています。

これは地域ごとに特色がみられ、年配の方は「結婚式といえば〇〇」と思っている方も多いので、事前によく調べておきましょう。
1980~90年代には式披露宴に来てくださったかたへ二人からの記念品という意味合いが強くなり、また「慶事なので大きく重いものほど良い」という考えから派手なものを選ばれることが多くなりました。式場やホテルでの結婚式が一般的になり、引き出物用として商品化されたものも数多くそろうようになりました。

その後、景気の縮小や合理的な考えから「来られた方がお好きなものを選んでいただける」カタログギフトが人気をよんでいます。

また、結婚式披露宴の喜びを来られなかった家族の方にも伝えたいと目新しいものや珍しい食べ物などを用意するのも見受けられます。

とはいっても、引き出物にはタブーもあります。

結婚した二人の仲をさくようなイメージのもの、例えば「切れる」「重ねる」「さる」を連想させるものは避けた方がよいとされています。

カタログギフトの中にはこれらのものもありますが、品物として用意する場合には気にされる方もいますので気をつけます。

このように「実用的なもの(食べ物)」→「見栄えのするもの」→「個々にあったもの」と、引き出物には変遷が見られます。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です